海外へ女ひとり旅デビュー!初めての海外ひとり旅までの5ステップ
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海外ひとり旅に憧れているけれど、なかなか一歩を踏み出せない──。
そんなあなたに向けて、初めての海外ひとり旅を叶えるための5ステップを紹介します。
日常の中から少しずつ旅の準備を整えていけば、安心して海外へ出られます。
筆者が女ひとりで海外を旅したのは、これまでに 11カ国(地域を含む) 。
初めての海外ひとり旅から7年が経ち、旅は私の中で静かに続いています。
最初の一歩を踏み出すまでは、何年も「行きたいけれど不安」という気持ちの中にいました。
でも、少しずつ準備を重ねることで、その不安は確信に変わっていきました。
ここでは、私が初めて海外ひとり旅を叶えるまでの5ステップを紹介します。
海外へ女ひとり旅までの 5ステップ
いきなり海外へ出るのは勇気がいります。
そこで私は、海外へ行く準備を国内で少しずつ重ねていきました。
「海外で必要な力を、国内でも養えることは先にやっておく」──
そんな考え方で、心と体を旅仕様に整えていったのです。
ここでは、私が実際に実践した5つのステップを紹介します。
- カメラやスマホで「撮る楽しさ」を見つける
- 日帰りでひとり旅をする
- 1日 8000歩を習慣にする
- 飛行機で国内ひとり旅をする
- 海外へひとり旅をする
① カメラやスマホで「撮る楽しさ」を見つける
旅の始まりは、「撮りたい」と思う気持ちからでした。
最近のスマホはカメラ性能が非常に高く、
最新のiPhoneやPixelなら、光や色の表現も一眼カメラに近いほど美しく撮れます。
旅を始めるきっかけとしては、いま持っているスマホで十分 です。
私自身も、iPhone8からiPhoneXSに買い替えたとき、
写真のクオリティがぐっと上がり、「もっと写真を撮りたい」「旅に出てみたい」と感じました。
それが最初の一歩でした。
もし「風景をもっときれいに残したい」「写真を趣味として深めたい」と思うようになったら、
ミラーレスカメラを選ぶのも良いでしょう。
でも、無理に買う必要はありません。大切なのは、カメラを通して世界を見ようとする心 です。
写真を撮ることで、旅は「ただの移動」から「自分だけの記録」に変わります。
その瞬間を残したいと思ったとき、もう旅は始まっています。
② 日帰りでひとり旅をする
いきなり宿泊を伴う旅に出るのはハードルが高いもの。
まずは、日帰りで行ける距離 で小さな冒険をしてみましょう。
旅行会社の「おひとりさま専用ツアー」もありますし、
電車やバスで行ける範囲を自分でプランニングするのもおすすめです。
都心に住んでいる方なら、少し早起きして鎌倉・箱根・日光などへ足を伸ばすだけでも、
“旅気分”をしっかり味わえます。
一方、車の運転ができるならカーシェアを使って、
朝に出て夕方に帰るショートトリップも気軽です。
車窓から見える景色や、寄り道できる自由さも魅力のひとつ。
交通手段がどちらであっても、
カメラを片手にゆっくり歩きながら、自分のペースで過ごしてみてください。
「ひとりで過ごす時間って、意外と心地いい」──そんな気づきが、きっと旅の始まりになります。
③ 1日 8000歩を歩く
旅には、思っている以上に体力 が必要です。
特に海外では観光地を1日中歩くことも多く、基礎体力があると安心です。
私は日常の中で歩く習慣を取り入れました。
会社から電車で4駅の距離を、帰りだけ歩いてみる。
それだけで1日約8,000歩になります。ランチタイムも外出を意識し、1日の合計歩数を自然に増やしていきました。
「体力が足りない」と感じたのは、日帰り旅をしたとき。
あちこち巡るだけでクタクタになり、「このままでは2泊3日は無理」と痛感したのです。
だからこそ、毎日歩くことを“旅の準備”のひとつにしました。
④ 飛行機で国内ひとり旅をする
次のステップは、飛行機に乗るひとり旅。
海外旅行の前に「空港の流れ」や「飛行機の乗り方」に慣れておくのがおすすめです。
私は奄美大島を選びました。
飛行機に乗って自分のペースで過ごす時間、非日常に包まれる感覚──
それだけで、「次はもっと遠くへ行ってみたい」という気持ちが自然と湧き上がりました。
奄美大島ひとり旅:初めての島時間、海風とともに過ごす3日間
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⑤ 海外へひとり旅をする
ここまでくれば、いよいよ海外ひとり旅のスタートです。
国内でひとり旅を経験し、飛行機にも慣れていれば、
あとは「行き先が海外に変わるだけ」。その一歩を踏み出す準備は、もう整っています。
初めての旅先には、距離が近くて治安が安定している台湾・韓国・シンガポールなどがおすすめです。
SNSや動画で現地の様子を見ながら、
「ここに行ってみたい」と心が動いた場所を直感で選ぶのがいちばん確か。
旅は、正解を探すものではなく、“惹かれた場所に行く勇気” から始まります。
私が初めて選んだのはシンガポールでした。
3泊4日で行けて、治安もよく、公共交通機関もわかりやすい国です。
ホテルはHotels.comで予約し、航空券はANAの公式サイトから手配しました。
初めて空港でチェックインをしたときの高揚感、
そして「本当に一人で飛び立つんだ」と実感した瞬間の静けさを、今も覚えています。
いまでは、旅の準備もずっと手軽になりました。
航空券はスカイスキャナー やGoogleフライト で比較し、
宿泊先はBooking.com やAgoda などで条件を見比べながら予約できます。
旅先では、スマホひとつで写真を撮り、地図を開き、翻訳もこなせる時代。
AIアシスタントが支えてくれる今は、ひとり旅の心強い味方です。
「ひとりだけど、もうひとりじゃない」
そう思えた瞬間、旅の世界は一気に広がります。
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海外ひとり旅に欠かせないツール
言葉の壁は、テクノロジーで乗り越えられます。
私が初めての海外旅で助けられたツールはこの2つです。
- SIM フリースマホ
- ChatGPTと翻訳ツール
SIM フリースマホ
海外では、現地のSIMを入れるだけで通信できる国がほとんどです。
SIMフリースマホを持っていれば、空港で購入したSIMを差し替えるだけでOK。
Amazonで日本から事前購入することもできます。
私は当時、SIMフリーのiPhoneXSを使い、Amazonで買ったSIMを持参しました。
飛行機が着陸して再起動するだけで、すぐに現地の通信会社に接続できたときの安心感は今でも覚えています。
「世界とちゃんと繋がった」と感じた瞬間でした。
ChatGPTと翻訳ツール
2019年当時は、Google 翻訳アプリが旅の強い味方でした。
今は、会話も翻訳もこなす ChatGPT が、旅先でのコミュニケーションを支えてくれます。
英語だけでなく、多くの言語で自然な文章を理解してくれるため、
ホテルのフロントやレストランでの会話もスムーズ。
「現地の人ともう一言交わしたい」ときに、そっと背中を押してくれる存在です。
ただし、ChatGPTを使うにはインターネット接続が必要です。
そのため、SIMフリースマホ + 現地SIM(またはeSIM) を組み合わせて、
どこでもネットに繋がる環境を整えておくことが大切です。
もし電波が不安定な場所へ行く場合は、オフラインでも使える Google 翻訳アプリ を
バックアップとして入れておくのがおすすめです。
旅先で困ったとき、AIとテクノロジーは「話せない」不安を優しく和らげてくれます。
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海外ひとり旅デビューは、誰にでもできる
海外ひとり旅は、特別な人だけのものではありません。
「できない理由」を一つずつほどいていけば、
誰でもその扉を開くことができます。
最初の一歩は、遠くへ行くことではなく、
“自分を信じること” から始まります。
小さな日帰り旅でも、通勤の途中で見上げた空でも、
それはすでに旅のはじまりです。
この7年間、私は何度もひとりで旅に出ました。
行くたびに新しい発見があり、同じように不安もありました。
それでも、「行ってよかった」と思えた瞬間が、いつも待っていました。
旅は、誰かの真似ではなく、自分の歩幅でいい。
そして、ひとりで歩く時間こそが、自分の心を整えてくれます。
迷っているなら、少しだけ近くへ出かけてみてください。
その一歩が、きっとあなたの世界を変えていきます。
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