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ひとり旅はハードルが高い?データと体験談でわかる国内ソロ旅の始め方

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コンビニから戻った瞬間、自分の部屋番号を完全にド忘れ
廊下を右往左往し、最後はフロントで「すみません…私の部屋って何号室でしたっけ?」と半泣きで尋ねるはめに──

これが、私の“初ソロ旅デビュー”でした。

そんな失敗から始まったひとり旅ですが、当時の私は――

  • 「一人で温泉やカフェ、本当に楽しめるの?」
  • 「夜道や移動、心細そうで不安…」
  • 「まわりの目が気になる、自分だけ浮いてしまいそう」

と、ネガティブなイメージで頭がいっぱい。
元々は超インドア派で、おひとり様ご飯さえ緊張していたのです。

それでも“小さな一歩”を重ねて7年以上──
今では「ハードルの正体」とうまく付き合うコツが見えてきました。
この記事では、その体験とデータを基に “あなたが一歩踏み出せる安心と好奇心” をお届けします。

本記事を読むとわかること

一歩踏み出せる“安心と好奇心”を、データと体験談であなたに届けること

1. あなたも「ひとり旅、怖い派」ですか?

不安要素感じている人の割合(目安)出典
安全面(夜道・治安)およそ 3 人に 2 人 が不安視OZmall2025
旅費が割高半数強 がコスト面を懸念じゃらん2025
孤独感約 2 人に 1 人 が「寂しさ」を想像isuta2025
計画が大変4 割前後 が準備段階でストレス
迷子・言語3 割程度 が“道に迷う”を不安材料に

数字で見ると、“安全” と “費用” への不安がツートップ。
ここを先に解決できれば、心のハードルは一気に下がります。

2. データで読み解く 国内ひとり旅、今や多数派に

国内宿泊旅行の動向形態:ひとり旅

指標数値・トレンド出典
「ひとり旅」を選ぶ日本人18.0%じゃらん2025 1
女性一人旅経験者50%超/6回以上が約30%OZmall2025 2
2025年国内旅行人数約3億500万人JTB2025 3
30代以下の女性:7割が関心ありZ世代にも急増中isuta2025 4
  • 「ひとり旅」はコロナ禍以降ますます増加。以前の“特別な存在”から、今や都市部でも旅館・ホテルが積極的にひとり旅プランを用意するほど。
  • SNSでも「#ソロトラ」「#女子ひとり旅」トレンド急上昇中。

3. ひとり旅のハードルー7年前の私もこうだった

一番多い「安全面の不安」

  • 治安・夜道・宿泊施設の不安
  • 「ちゃんと安全な宿は取れる?」「夜ご飯ひとりで出歩ける?」と何度も調べては悩む

「費用が割高」問題

  • 「シングル料金は高いのでは…?」と最初は検索魔状態
  • いまは“ひとり歓迎”プロモや、カプセルホテルなど多様な選択肢あり

「孤独感」

  • 「ひとりで観光地なんて寂しくない?」と何度も自分に問いかける
  • でも実は“誰にも気を遣わず自分ペース”が勝ると発見

「計画づくりのプレッシャー」

  • 「全部自分で決めるのが大変」「何か失敗したら全部自己責任?」と不安MAX

「迷子や土地勘がない心配」

  • 「電車やバス間違えたらどうしよう?」「地元と雰囲気が違って戸惑うのでは…」と一歩踏み出せない

【長くひとり旅を楽しんできた私の本音】

「私も7年前は“ひとり旅=孤独との戦い”だと思って、なかなか踏み出せませんでした。でも今は “自分で自分に自由をプレゼントする贅沢な時間”だと心から感じています。」

4. ここが変わった!2025年流・国内ひとり旅の現状

  • 20-30代女性のひとり旅ブランドプランや、女子旅応援ホテルが続々登場
  • 観光地のレストランやカフェでも「おひとりさま席」「カウンター限定メニュー」が増えてきました
  • 無料Wi-Fi施設拡大、アプリ活用で「道に迷う」不安も低減
  • SNSや旅コミュニティで「ソロ旅レポ」「おすすめスポット」情報共有も盛ん

5. ハードルを越えるには?ソロ旅上級者流・鉄板7ステップ

「目的」と「ご褒美」をセットにする

  • 最初は「憧れの名湯」「ずっと食べたかったあの名物」を“旅の理由”に
  • 「自分だけのご褒美旅」と割り切れると、一歩が軽やかに

近隣エリアで「1泊」から始める

  • 私の一歩目は「都内から日光1泊」
  • 旅先での“もしも”もタクシーや新幹線ですぐリカバリできて安心

宿選びは「安全×おしゃれ」で妥協しない

  • 女性専用フロアや、オートロック&カードキーの宿が安心
  • “女性ひとり歓迎”旅館は、アメニティや食事の気遣いも細やか

旅程は「詰めすぎない×ゆるく調べる」

  • ガイドブックやWeb記事で、気になるエリア・カフェ・温泉だけリストUP
  • “きっちり予定”は組まず、当日のお天気や気分を優先

食事は「ご当地×おひとりさま歓迎店」で

  • 初心者はランチ帯から
  • カウンター、カフェ、立ち食いなど“1人推奨”のお店も多めです。

夜は「ホテルステイ満喫&早めの帰館」

  • 夜景やルームサービス、貸切温泉…“夜は自分をご褒美”タイム
  • 不安な日は大型ホテルや駅近のシティホテルも◎

「失敗も楽しい経験値」に変える

  • 道を間違えても、お土産を買いすぎても——すべてが“次の旅ネタ”になります。

6. これがリアル!国内ひとり旅のQ&A+あるある

ひとり旅のQ&A ❓ 寂しくならない?
✅ 最初は不安でも、「忙しくプランを回っているうちに時間が足りなくなる」のが毎回の本音です。

❓ おすすめのエリアは?
✅ 「金沢」や「松本」「福岡」「熱海」など、観光スポットが駅から徒歩圏に集まる街。「温泉地なら草津・箱根は女子ひとり向けの宿やサービスが充実」

❓ 宿の選び方は?
✅ “女性ひとり旅専用プラン”や、レビューで治安・音対策に言及されている宿がおすすめ。

❓ 旅の失敗エピソードは…?
✅ バスの時間を確認し忘れて 1 時間待つ羽目に。ですが、近くの昔ながらの喫茶店でのんびり過ごせました。

❓ カメラ・ガジェットは必要?
✅ ポータブルバッテリー・スマホスタンド・ミニ三脚が私の三種の神器。充電に困ったことは一度もなし!

7. ソロ旅慣れするまでの「リアル体験談」

初めてのソロ旅:緊張とワクワクの1日

  • ホテル手配、飛行機の予約、「ひとりでドライブ」…全てが新鮮
  • 迷った!→現地の人に相談→思いがけない親切と情報GET
  • 新しいカメラで写真を撮るのに夢中になっていた

何度も感じた「壁」と「変化」

  • 【孤独感編】…写真や日記を書くと“自分と会話”がはかどる
  • 【失敗編】…“忘れ物は現地購入”を合言葉に、身軽旅もラクに
  • 【成長編】…「この土地の人が好き」「また来よう」と思える場所がどんどん増えていく

コラム:7年以上続けて良かった5つのこと

  1. 一人でどこへでも行けるという自信に
  2. 初対面の人とも自然と話せるように
  3. ひとり時間=自分だけの贅沢に思える
  4. 何かトラブルがあっても「なんとかなる!」と前向きに
  5. 旅先での偶然の出会いも素敵な想い出に

8. ひとり旅で人生が豊かになる5つ+αの効果

  • 自由と気ままさ…「好きなだけ散歩」「好きなタイミングで休憩」
  • 自己発見…「自分は何が好き?」「どんな場所でリラックスできる?」
  • 一期一会の出会い… 旅先の人・景色・食べ物などすべてが新鮮
  • マインドフルネス効果… 静かな自然、大きな温泉——心が整う時間
  • 本当の“自信”が身につく…「私、どこへでも行ける」と感じられる自信

9. モデルプラン(じっくり2泊3日バージョン)

時間帯行程費用目安
Day 1 AM新宿→松本(特急あずさ)¥5,800
Day 1 PM松本市街(松本城・中町通りカフェ巡り)¥2,000
Day 1 夜ホテルチェックイン、夜景・温泉¥8,000
Day 2 AM松本→上高地バス、ハイキング¥2,500
Day 2 PMカフェ・おみやげ探し¥2,000
Day 2 夜松本駅周辺で地元グルメ(馬刺し・信州そば)¥3,000
Day 3 AM松本近郊の美術館めぐり¥1,500
Day 3 PM松本→新宿へ帰路¥5,800

合計:約¥30,000(交通+宿+食)、一人旅は臨機応変にアレンジできます。

ほかにも“列車だけで行ける”候補はたくさん。

  • 仙台 1泊2日:牛タン街歩き+松島クルーズで“海とグルメ”を同時に体験
    旅行記はこちら
  • 富山・高岡 2泊3日:ガラス美術館→高岡のドラえもんスポット、移動はJR+ローカル私鉄で完結
    旅行記はこちら

いずれも往復 2〜2.5 万円+宿代で、費用もプランニングも手軽です。

私が初めて一人で出かけた島旅は、奄美大島でした。
奄美大島ひとり旅の記録

10. ひとり旅好きおすすめ国内スポット&穴場10選

  • 金沢(アート+グルメ)
  • 松本・上高地(自然+温泉)
  • 福岡(ぎゅっと詰まったコンパクトシティ)
  • 富山(アートと海の幸)
  • 伊勢志摩(パワースポット+美食)
  • 宇都宮(日帰り餃子旅)
  • 草津温泉(ひとり歓迎の老舗旅館が多い)
  • 熱海(海・温泉・カフェが充実)
  • 奄美大島(島旅のスローさと絶景)
  • 沖縄本島北部(エコツーリズム体験)

まとめ:まずは近くで短期間、自分のペースでOK

  • 「なんとなく不安…」という気持ちすら、実は多くの人が最初に経験しています。
  • 旅の“ハードル”の正体は経験不足十分な情報がないこと
  • まずは興味のある街や温泉、“1泊で行ける範囲”から始めてみてください。
  • ひとり旅好き歴7年の私からのエール:「その一歩が、きっとあなたを自由にしてくれるはずです」

女子ひとり旅デビューにぴったり!体験者が選ぶ国内おすすめ旅先6選

初めての国内女ひとり旅って悩みますよね。初めての女性ひとり旅に最適な国内旅行先を、実際の体験に基づいてご紹介。安全性、観光スポット、グルメ、宿泊施設など、女性目線で厳選した 6 つの旅先で、充実した思い出作りを。不安を解消し、自分だけの旅を楽しむためのヒントも満載

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女ひとり旅を快適に楽しむ!国内旅行必携グッズ15選

女性のひとり旅を快適に楽しむための必携グッズをご紹介します。ひとり旅は自由で楽しい反面、安全面や快適さに不安を感じることもありますよね。そんな不安を解消し、より充実した旅行を楽しむためのアイテムをピックアップしました。

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出典元:

Footnotes

  1. じゃらん観光国内宿泊旅行調査2025」(リクルートじゃらんリサーチセンター調べ)(2025/07 発表)

  2. 大人の一人旅ガイド2025!ひとり歓迎プランBEST10&女子旅事情」(O​Zmall 編集部)(2025/01 公開)

  3. 2025年(1月~12月)の旅行動向見通し」(JTB)(2025/1 公表)

  4. Z 世代女性ひとり旅トレンドレポート 2025」(isuta)(2025/4 公開)

旅の持ち物と選び方を見つめた 旅の愛用品 特集 へ。

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著者のプロフィール画像
上月 涼羽
Suzuha Kozuki

ひとり旅好き。国内外をひとり旅しながら、役立つ情報をブログで発信中。ANAのSFC有り。東京在住。

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