ホテルステイの過ごし方、一人で楽しむ自分時間のアイデア5選
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ひとりでホテルに泊まる──想像するだけで、胸が高鳴ります。
日常の流れをそっと抜け出して、自分のためだけに時間を使う。
それは、誰にも見せない贅沢であり、心の奥に小さな余白をつくるひとときです。
「一人でのホテルの過ごし方を、もっと自分らしくできたらいいのに」。
そんな思いから、滞在のたびに少しずつ工夫を重ねてきました。
忙しい日々の途中で立ち止まり、
“何かをするため”ではなく、“何も決めないため”の時間を持つ。
それだけで、呼吸がゆっくり深くなっていくのを感じます。
この4年間、季節ごとにホテルステイを重ねてきました。
狭いマンションの暮らしから一歩出て、
広い部屋に身を置く時間は、自分の輪郭をやさしく取り戻すような感覚です。
ここでは、そんな経験の中で見つけた
「一人ホテルステイの過ごし方を、もっと心地よくする5つのヒント」をお届けします。
一人ホテルステイで見つける、自分の時間
ホテルの魅力は、日常と地続きでありながらも、少しだけ遠い場所にあること。
誰にも急かされない空間で、自分のペースを取り戻せます。
何かを成し遂げるための時間ではなく、
“ただ過ごす”ことを許される場所。
それが、ホテルという空間の本当の贅沢だと思います。
自分に合う空間を選ぶ
滞在の満足度は、ホテル選びで大きく変わります。
目的や気分に合わせて、自分にしっくりくる場所を見つけましょう。
ホテル選びのチェックポイント:
- ロケーション:都心で刺激を受けるか、郊外でゆっくりするか
- 客室の広さとデザイン:過ごす時間が長いからこそ大切にしたい
- ダイニング:朝食やルームサービスの質が気分を左右する
- アメニティ:香りや肌触りなど、五感に合うかどうか
- 施設:サウナやラウンジ、ジムなど、自分のリズムに合う環境か
たとえば、落ち着いた時間を求めるなら「ホテル野乃」や「ホテルヴィスキオ富山」。
一方で景色を楽しみたいなら、「ファーイーストビレッジ横浜」のような眺望型ホテルもおすすめです。
“どんな場所に泊まるか”よりも、“どんな時間を過ごしたいか”が鍵です。
一人ホテルステイを味わう5つの過ごし方
① 贅沢なバスタイムを味わう
広いおふろにゆっくり浸かり、
お湯の音を聞きながら、今日の気配をすこしずつほどいていく。
ドーミーインのように温泉やサウナがあるホテルなら、
チェックインしたすぐあと(15〜16時頃)や早朝をねらうと、静かに楽しめます。
人の少ない時間は、水のゆらぎまでやさしく感じられます。
お気に入りのバスソルトをひとつ持ち込むだけでも、
その夜の記憶は少しやわらかく残ります。
② 念入りなセルフケアをする
普段は慌ただしく済ませてしまうケアも、ホテルではひとつひとつ丁寧に。
鏡の前でゆっくりと手を動かすだけで、自分の時間に戻っていく感覚があります。
フェイスマスクやボディクリームを使って肌を整えると、
翌朝の肌だけでなく、気持ちまで軽くなります。
ホテルで寝るときは「めぐリズム 蒸気でホットアイマスク」を愛用しています。
10年以上のリピートアイテムで、これがあるだけで眠りの深さが変わります。
③ 朝をゆっくり味わう
ホテルの朝は、街よりも少しゆっくりと始まります。
カーテン越しの光に起こされて、いつもより長い呼吸で一日を始める。
朝食ビュッフェで、オムレツの香りやコーヒーの湯気を眺めながら過ごす時間。
あるいは、パン屋で買った焼き立てパンを部屋で食べる時間。
どちらも同じくらい、心がほどけていきます。
朝食は、味よりも「余白を感じる時間」なのかもしれません。
④ 映画や本などの世界に浸る
ホテルでは、誰にも邪魔されずに自分の好きな世界に没頭できます。
映画、音楽、本──どれも心をゆるめてくれる相棒です。
VODで映画を楽しむ
最近のホテルでは、NetflixやAmazonプライムが観られるテレビが増えています。
もし対応していなくても大丈夫。
Fire TV Stickを持参すれば、お気に入りの映画をすぐに楽しめます。
本の世界に浸る
読書をするなら、窓のそばのソファで一杯のコーヒーを。
ページをめくる音と外の光だけが部屋に流れている時間は、
まるで自分の中の静かな部屋を掃除しているような感覚になります。
私はいつもホテルステイ中に1冊読み終えるのが小さな楽しみです。
電子書籍派なら、Kindle Unlimitedが便利。
200万冊以上が読み放題で、初月無料キャンペーンもよく実施されています。
旅先で読みたい本まとめ
Kindle Unlimitedで楽しめる、旅気分が高まるおすすめの本を紹介します。
音楽や運動でリフレッシュ
Bluetoothスピーカーを持参して、お気に入りの音楽を流すのもおすすめ。
クラシックやジャズをBGMに、ゆったりワインを飲む時間は最高の贅沢です。
また、ジムやプール付きのホテルなら軽い運動で体を動かすのも◎。
ヨガマットを持参して、部屋でストレッチをするのも気持ちいいですよ。
⑤ 何もしない時間を許す
ホテルにいると、つい「せっかくだから何かしよう」と思いがちです。
でも、ときには“何もしない”をしてみるのもいい。
“何もしないをするんだ”
─ 映画『プーと大人になった僕』より
ただ、ベッドに横たわって窓の外を眺める。
ノートを開いて、言葉にならない考えを書き出す。
その何気ない時間にこそ、日々の疲れがほどけていきます。
テレビを消して、音を減らすと、
聞こえなかった自分の声が少しだけ届くかもしれません。
ホテルステイのまとめ
ホテルステイは、泊まるだけの時間ではなく「心を取り戻す時間」。
チェックインの瞬間から、少しずつまわりの音が遠のいていきます。
ドアを閉めたその場所は、もう日常ではなく、
自分だけの世界がそっと始まる小さな部屋になります。
広いお風呂で湯気をながめながら、
今日のことをゆっくり振りかえったり、
やわらかなベッドに身をあずけて何もせずに過ごしたり。
そんなひとときの積み重ねが、
気づかないうちに心の温度をととのえてくれます。
ひとりホテル時間のよさは、
「何かをする」よりも「何もしない」を受け入れられること。
予定をぜんぶ手放して、
目の前の時間だけに身をゆだねると、
自分の中に流れる静かなリズムが少しずつ戻ってきます。
ホテルは、現実から逃げる場所ではなく、
自分をやわらかく戻すための“あいだの場所”。
家でも旅先でもないこの余白があるから、
次の日をまた、すこし穏やかに迎えられるのだと思います。
都会のにぎわいを離れて、自分のペースで過ごす。
それだけで、もう十分に価値がある。
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