ANA SFCの取得方法・修行ルート完全ガイド2026
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「SFC修行」という言葉を聞いたことはありますか?
ANAの上級会員資格をずっと持ち続けられるカード、SFC(スーパーフライヤーズカード)。 これを手に入れるために、ひたすら飛行機に乗りまくる。これが、いわゆるSFC修行です。
わたし自身も、数年前に沖縄往復を何度もくり返してSFCを取得した経験があります。 「修行」と聞くと大変そうに思えますが、計画さえしっかり立てれば、 旅をしながら自然とステータスに近づいていけるのが醍醐味なんですよね。
2026年版の最新情報をもとに、SFC取得の仕組みから おすすめ修行ルートまで、女性ひとり旅の目線でやさしくまとめていきますね。
そもそもSFCとは?
SFC(スーパーフライヤーズカード)は、ANAが発行するクレジットカードのひとつ。
普通のカードと何が違うかというと、一度条件を満たして入会すれば、毎年50,000PPを取り直さなくてもSFC会員資格を持ち続けられる という点にあります。修行を毎年くり返さなくていいことが、SFCの大きな魅力です。
ただし、2028年4月からはSFC会員向けにPLUSとLITEの区分が始まり、前年のANAカード・ANA Payの決済実績によって使える特典が変わる予定です。特にラウンジ利用は大きく変わるため、最新の制度はSFCのPLUS・LITE制度変更まとめもあわせて確認してみてください。なお、この区分(年間300万円の決済条件など)は2026年6月にANAが再検討を表明しており、詳細は2026年9月末までにあらためて案内される予定です。
SFCを持つと何が変わる?
SFCを持つと、ANAプラチナ会員に近い特典が使えるようになります。 具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 専用保安検査場(レーン)の利用:空港での待ち時間が大幅に短縮
- ANAラウンジへの入室:国内線・国際線ともに利用可
- 手荷物の優先受け取り:バゲージクレームでの時間ロスが減る
- アップグレード特典の優先:特典航空券やアップグレードの場面で優先される
- 国際線ビジネスクラスカウンターでのチェックイン
ひとり旅でよく感じる「搭乗まで時間をもてあます…」という悩みが、 ラウンジひとつで解消されるのは本当に大きいですよ。
SFCを維持するにはカードの年会費が必要です(最安で年間11,275円〜)。カードを解約すると特典もなくなるため、長期的に使い続けることが前提のカードです。なお、2028年4月以降は前年のANAカード・ANA Payの決済額に応じてSFC PLUSまたはSFC LITEに振り分けられ、ラウンジ特典などの内容が変わります。ただし年間300万円という決済条件を含めて、2026年6月25日にANAが再検討を表明しました。制度の詳細は2026年9月末までにあらためて案内される予定なので、最新の状況はANA公式のご案内もあわせて確認してみてくださいね。
SFC取得の仕組み プレミアムポイントとは
SFCを申し込むには、まずANA プラチナサービスに到達する必要があります。
飛行機利用のみでプラチナを目指す場合は、1月1日〜12月31日の1暦年内に、 50,000プレミアムポイント(PP)を獲得し、あわせてANAグループ運航便ご利用分25,000PPを満たす必要があります。
プレミアムポイント(PP)の計算方法
PPは、マイルとは別に加算される「搭乗実績ポイント」のようなもの。 以下の式で計算されます。
PP = 区間基本マイル × 積算率 × 路線倍率(国内線:2倍)+ 搭乗ポイント
この式で効いてくるのが、積算率と搭乗ポイントのふたつ。 購入する運賃の種類によって、どちらも変わります。
2026年5月19日から運賃体系が変わりました
2026年5月19日搭乗分より、ANA国内線の運賃がリニューアルされました。「ANA SUPER VALUE」「ANA VALUE PREMIUM」といった従来の運賃名は廃止され、フレックス・スタンダード・シンプル・セールという区分に整理されています。座席クラスの呼び方も、プレミアムクラスはファーストクラス、普通席はエコノミークラスに。この記事も新しい呼び方にそろえています。
| 運賃の区分(エコノミークラス) | 積算率の目安 | 搭乗ポイント |
|---|---|---|
| フレックス | 100% | 400 |
| スタンダード | 80% | 200 |
| シンプル | 70% | 100 |
| セール | 50%前後 | 0 |
同じ区分の中でも、予約する運賃や予約クラスによって積算率は細かく分かれます。 ファーストクラスはこれより手厚く、フレックスなら積算率150%+搭乗ポイント400。 1回の搭乗で積めるPPが大きく変わってきます。 (ANAカード優待割引や株主優待割引のように、割引運賃でも搭乗ポイントが400つくものもあります)
安い運賃ほど積算率も搭乗ポイントも下がる仕組みなので、 「安さ」と「PPの積みやすさ」はどうしてもトレードオフ。 運賃ごとの正確な数字はANA公式の国内線利用運賃一覧表にまとまっているので、予約前に一度目を通しておくと安心です。
PPは年単位でリセットされます。1月1日にゼロに戻るため、年内に50,000PPを達成する必要があります。年末に向けて計画を組むか、年明けから計画的に動くのがおすすめです。
修行ルートの選び方 PP単価が鍵
修行を効率よく進めるための指標が「PP単価」です。
PP単価 = 航空券の費用(円)÷ 獲得PP数
PP単価が低いほど、少ない費用で多くのPPを獲得できるということ。 修行ルートを選ぶとき、まずはこの数字を比べるのが鉄則です。
一般的に、PP単価が10〜15円以下になるルートが効率的と言われています。
2026年おすすめ修行ルート
わたしが実際に経験してきた感覚と、2026年時点の傾向をもとにまとめました。
航空券の価格は時期・搭乗日・購入タイミングによって大きく変動します。以下はあくまでも目安。実際にはANAの「プレミアムポイントシミュレーター」で確認しながら計画を立ててください。
定番中の定番 羽田↔那覇(沖縄)
SFC修行で最も有名な定番ルート。
わたしも何往復もした「羽田↔那覇」の往復は、 飛行距離がそこそこあるため1往復あたりのPP獲得量も安定しています。
羽田↔那覇は区間基本マイルが984マイルと、国内線ではトップクラスの長さ。 距離があるぶん、エコノミークラスでも比較的PPを積みやすい路線です。 早めに航空券を押さえられれば、PP単価をかなり低く抑えられることがあります。
ファーストクラス(旧プレミアムクラス)は積算率も搭乗ポイントも高く、 1回あたりのPPは大きくなりますが、そのぶん費用も跳ね上がります。 PP単価を重視するなら、エコノミークラスの安い運賃を早めに押さえるのが基本。 逆に「ラウンジも楽しみたい」という方には、ファーストクラスを混ぜるのも魅力的です。
那覇で前泊や後泊を入れながら無理なく回したい方は、SFC修行にも使いやすい沖縄のホテルまとめもあわせてどうぞ。
ひとくちメモ:沖縄修行のポイント
- 那覇空港から国際通りまでゆいレールで約15分。グルメを堪能できる
- 短時間滞在でも沖縄そば・タコスはぜひ
- 早朝便+最終便の組み合わせで日帰り修行も可能
SFC修行で泊まった沖縄・那覇おすすめホテル6軒|ひとり旅の宿泊レポ
沖縄・那覇で実際に泊まった6軒のホテルを、ひとり旅・SFC修行の視点で比較レポート。立地・コスパ・朝食など、宿選びに迷ったときに役立つリアルな宿泊記録です。
ストイック派向け 羽田↔伊丹(大阪)
区間基本マイルは280マイルと短いけれど、航空券が安い日はPP単価が優秀になりやすいルート。
1往復あたりのPP数は少ないですが、安い日は往復1万円を切ることもあるため、 PP単価でいえば非常に優れた数値が出ることも。
日帰りで何往復もできるのが強みで、1日で集中的にPPを積み上げたい方に向いています。 ただ、体力的にはなかなかタフ。
ゆとりある修行派向け 羽田↔札幌(千歳)
北海道グルメを楽しみながら修行できるのが魅力のルート。 「修行しながらも旅を楽しみたい」という方にはぴったりです。
ただ、PPの観点では沖縄と同列には語れません。 区間基本マイルは510マイル、飛行時間はおよそ1時間30分。 羽田↔那覇(984マイル・約2時間40分)のちょうど半分ほどの距離です。
ただ、搭乗ポイントは距離に関係なく定額でつくので、PPがきっちり半分になるわけではありません。 同じ運賃の条件なら、1往復で積めるPPは那覇の5〜6割ほど。 距離の比率よりは少しだけ多めに積める、という感覚です。
そのかわり、航空券が安い時期を狙えばPP単価はしっかり優秀。 伊丹より距離があるぶん1往復あたりのPPも多めなので、 「1回でまとめて積む」より「無理なく回数を重ねる」タイプのルートだと思ってくださいね。
- 札幌ラーメン・スープカレー・海鮮丼が待っている
- 季節を変えて何度行っても楽しめる旅先
- 冬は雪景色、夏は緑と花畑。飛行機の窓から見える景色も絶景
コスパ重視派向け OKA発(沖縄発)修行
羽田発より沖縄発の方がPP単価が有利になる場合があります。
沖縄に前泊して、翌日に沖縄→羽田→沖縄→羽田のような形で往復を重ねる いわゆる「ローカル発修行」は、PP効率を最大化したい修行上級者の選択肢。
費用の目安と修行計画の立て方
50,000PPを達成するのに、どのくらいの費用がかかるのか。
ざっくりとした目安ですが、PP単価10〜12円で計算すると、
50,000PP × 10〜12円 = 50〜60万円
これが最低ラインの費用感です。 ファーストクラスを多く使ったり、割引を取り逃がしたりすると 100万円近くになることもあるため、計画は大切。
年間スケジュールの考え方
| 時期 | 動き |
|---|---|
| 1〜2月 | 計画策定。早割で先の席を押さえていく |
| 3〜5月 | 春先の混む前に前半戦を集中させる |
| 6〜8月 | 夏の繁忙期は航空券が高くなりがち。注意が必要 |
| 9〜10月 | 秋の修行に最適。比較的安く押さえやすい |
| 11〜12月 | ラストスパート。不足分を年末に一気に詰める |
SFC申し込みのタイミング
プラチナ到達後、ANAから案内が届いたらSFCに申し込みます。
申し込みはカード会社の審査が必要なため、審査が通らない可能性も頭に置いておくこと。 クレジットカードの審査が不安な方は、事前にカードの整理をしておくと安心です。
SFCのカード種類はVISA・Mastercard・JCBなどから選べます。 年会費の最安ラインは一般カード(11,275円〜)。 ゴールドカードにするとポイント還元率が上がり、国内主要空港のカードラウンジも使えるようになります。
なお、ANAラウンジへ同伴者1名を無料で連れて入れるのは、 カードのランクではなくSFC会員という資格そのものについている特典です。 付帯サービスはカードごとに差があるので、公式の比較表で見比べてみてくださいね。
まとめ:SFC修行はひとり旅の延長線上にある
SFC修行と聞くと、ただ飛行機に乗るだけの単調な作業に聞こえるかもしれません。 でも実際のわたしの体験は、沖縄グルメを満喫しながらPPを積んでいく ちょっと贅沢な旅の連続でした。
旅先を楽しむ気持ちを大切にしながら、計画的に積み上げていくのが わたしが考えるSFC修行のいちばんの楽しみ方。
50,000PPという数字は大きく見えますが、 1往復ずつ確実に積み上げれば、必ずたどり着けます。
SFCを手に入れることで、修行後の旅がぐっと快適になるのは確かです。 ただし2028年4月以降は、ラウンジを含む一部特典がANAカード・ANA Payの決済実績に応じたPLUS・LITE制度へ移行します。この決済条件は現在ANAが見直しを検討中で、詳細は2026年9月末までにあらためて案内される予定です。そこも見据えつつ、自分なりのペースで修行を進めていけるのが理想です。
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